点滴・注射療法(自費診療)
点滴・注射療法(自費診療)

当院では、保険診療とは別に、自由診療としてメディカルダイエット、AGA治療、点滴・注射療法を行っています。また、通常は保険診療で行う神経ブロックや低出力レーザー治療についても、ご希望や状況に応じて自由診療で対応する場合があります。
メディカルダイエットは、GLP-1受容体作動薬やSGLT2阻害薬を用いて食欲の減退を促したり、尿に糖を出しやすくしたりすることで、体重を無理なく管理していく治療方法です。当院ではいずれの薬剤も医師が診察し、必要に応じた検査を行い、安全性を確認したうえで処方します。治療開始後も定期的に体調や経過を確認し、適切な管理を心がけています。
AGA治療では、脱毛の進行を抑えることを主な目的として、5α還元酵素阻害薬を中心に使用します。治療中は、効果の出方や副作用の有無を確認しながら進めます。
点滴療法は、有効成分を静脈から直接投与することで、食事やサプリメントでは十分に吸収されにくい栄養素を、効率よく体内に補給する方法です。
これらの自由診療は効果の感じ方に個人差があり、すべての方に同じ結果が得られるものではありません。メディカルダイエット、AGA治療、点滴・注射療法、自由診療として行う神経ブロックや低出力レーザー治療をご希望の方には、初回に医師によるカウンセリングを行い、全身状態、既往歴、服薬状況などを確認したうえで、副作用やリスク、安全性について説明します。説明内容にご納得いただいた場合のみ実施します。2回目以降も体調を確認し、問題がないと判断したうえで施行します。
当院では、医師の管理下で行うメディカルダイエットを行っています。
肥満や体重増加は、生活習慣の乱れに加え食欲の調整機能やエネルギー代謝のバランスが崩れることで、慢性的に続いてしまう状態と考えられています。食事制限や運動はダイエットの基本ですが、それだけでは十分な体重減少が難しい場合もあり、無理な減量はリバウンドや体調不良の原因となることがあります。
当院では、生活指導を基本としながら、必要に応じてGLP-1受容体作動薬やSGLT2阻害薬などの薬物療法を組み合わせ、無理のない持続可能な体重管理を目指します。
GLP-1受容体作動薬は、食事のあとに小腸から分泌される消化管ホルモンであるGLP-1の働きを利用した薬剤です。GLP-1は本来、血糖値を安定させる働きを持つと同時に、脳の食欲調節中枢や消化管に作用して満腹感を高め、食事量が自然に抑えられるよう調整する役割を担っています。
メディカルダイエットでGLP-1受容体作動薬を用いると、食欲が抑えられ満腹感が続き、胃の内容物がゆっくり腸へ送られることなどを通じて、食事量や摂取エネルギーを減らす効果があります。GLP-1受容体作動薬による体重減少効果は複数の論文で報告されています。[1,2] また、血糖値の急激な変動を抑える作用もあるため、血糖の上下動に伴う強い空腹感や食欲の乱れが起こりにくくなり、食行動そのものを整える効果も期待されます。
近年では、ウゴービなど、肥満症治療を目的として保険適応が認められているGLP-1受容体作動薬も登場しています。ただし、これらの薬剤は高度肥満を対象としており、BMIなどの厳格な数値基準を満たす必要があります。また、栄養指導を含む包括的な治療体制が求められており、適応や運用には厳密な条件が設定されています。
当院では、これら保険適応による肥満症治療は行っておらず、自由診療としてのメディカルダイエットに限定してGLP-1受容体作動薬を使用しています。対象は、食事量のコントロールが難しい方、過食や間食が体重増加の主因となっている方、これまでダイエットを繰り返しても十分な効果が得られなかった方などです。
SGLT2阻害薬は、腎臓でのブドウ糖再吸収を抑え、余分なブドウ糖を尿として体外へ排出することで血糖値を下げる薬剤です。このブドウ糖排泄が増えることで体内からエネルギーが少しずつ失われ、体重が緩やかに低下することが示唆されています。[3]
また、SGLT2阻害薬は体重への影響に加えて、心臓や腎臓にかかる負担を軽減し、将来的な心血管疾患や腎機能低下のリスクを下げる可能性が報告されています。[4,5]
食欲中枢に直接作用する薬剤ではないため、食欲を抑える薬が合わない方でも使用しやすい一方で、脱水や尿路感染症などのリスクに配慮し、水分摂取や体調管理を行いながら使用します。
当院では、薬剤だけで体重を落とすことを目的とするのではなく、生活習慣の改善が無理なく続けられる状態を作ることを重視しています。患者様の体質、生活背景、既往歴を考慮したうえで、GLP-1受容体作動薬やSGLT2阻害薬を適切に使い分け、必要最小限の介入で長期的な体重管理を目指します。
治療の適応や方法については、診察のうえで個別に判断しますので、まずはご相談ください。
生活習慣の見直しと併用することで、体重の緩やかな低下や、血糖や脂質などの代謝指標の改善が期待できる場合があります。ただし、効果の現れ方には個人差があり、すべての方に同様の結果が得られるわけではありません。
メディカルダイエットは、一度開始したら長期間にわたって継続し続ける治療ではありません。無理のない目標体重や期間をあらかじめ設定し、漫然と継続することは避けるべきと考えています。当院では、体調や生活状況を確認しながら、3か月から6か月程度の期間を一つの目安として治療計画を立てています。その後は、必要に応じて治療終了や内容の見直しを行い、生活習慣による体重管理へ移行することを目指します。
注意:GLP-1受容体作動薬では悪心・腹部不快・下痢などの消化器症状、SGLT2阻害薬では尿路・外陰部感染や脱水、まれにケトアシドーシス等の報告があります。適応・用量・投与期間は医師が個別に判断します。
抜け毛を防ぐこと(脱毛の進行抑制)を主目的とし、毛髪密度や太さの改善が報告されています。[6,7]
デュタステリドはテストステロンからDHT(ジヒドロテストステロン)へ変換する5α還元酵素の働きを阻害する5α還元酵素阻害薬です。[8] 5α還元酵素にはⅠ型とⅡ型の2種類がありますが、デュタステリドは両方に対して阻害効果を持っています。DHT産生を抑制することで、ヘアサイクル(成長期)の維持・延長を通じて脱毛の進行を抑え、髪の太さを保ちやすくします。通常は0.5mg/日を内服し、3〜6か月を目安に効果判定を行います。
同系統の薬剤(例:フィナステリド)はⅡ型選択的阻害薬であるため、デュタステリドの方が血中DHT抑制効果がより強いことが報告されています。[9,10] 無作為化試験ではデュタステリド0.5mgがフィナステリド1mgより毛髪数増加で優れた結果を示した報告があり、長期の多施設観察研究でも良好な傾向が示されています。[6,7]
AGA治療薬であるデュタステリドは、内服開始後すぐに見た目の変化が現れる薬剤ではありませんが、体内および頭皮における男性ホルモンの作用は比較的早期から抑えられます。毛髪の成長には一定の時間を要するため、効果の実感には個人差があります。
一般的には6か月から12か月程度の継続後に効果判定が行われることが多いとされていますが、当院では治療効果や副作用の有無を早期に確認する目的で、より短い期間での評価を行っています。具体的には、治療開始から3か月前後を一つの目安として経過を確認し、抜け毛の変化を評価したうえで、治療継続の可否や方針を検討します。
注意:性機能関連症状や乳房症状がまれに報告されています。PSA値が低下(目安として約50%)するため、前立腺がん検診の解釈には補正や経時評価が必要です。[11] 妊娠可能な方の皮膚暴露回避など、取扱い上の注意も遵守します。治療適応・禁忌・モニタリング項目は診察でご説明し、同意のうえで開始します。
肌の色調の乱れに対するケア、つや・うるおい維持のサポート、日常の酸化ストレス対策、季節や生活リズムの変化に伴う肌コンディションの調整。
グルタチオンは体内に存在する主要な抗酸化物質で、細胞の酸化還元バランスを保つことで代謝や細胞機能を支えます。[12] 主な作用は酸化ストレス軽減による線維芽細胞の保護、ビタミンCの利用効率向上によるコラーゲン合成サポートと考えられており、美白や色調改善を示す臨床報告があります。[13,14] 効果には個人差があり、継続的な施行でより安定した変化を自覚される方もいます。
当院では5回程度の施行で効果判定を行っております。
注意:吐き気・めまい・頭痛・発疹・注射部位の痛み等が生じることがあります。アレルギー歴がある方は施行できない場合があります。効果の程度や持続には個人差があります。
皮膚・毛髪・爪の代謝、乾燥やごわつきが気になる際のスキンケア、栄養バランスが乱れている方の栄養補助
ビオチンは体内のエネルギー代謝や脂質合成に関与する補酵素として働く成分です。皮膚バリアを構成する脂質の合成や角化細胞の代謝を下支えし、乾燥対策や髪質・爪質のコンディション維持を補助的に後押しします。当院ではビオチン単独の点滴は行っておらず、グルタチオン点滴、疲労回復点滴、二日酔い点滴への追加メニューとして施行しております。
当院では5回程度の施行で効果判定を行っております。
注意:まれに胃部不快感や発疹が出ることがあります。相互作用や既往歴がある場合は事前にお知らせください。効果の現れ方には個人差があります。
酸化ストレス対策、コラーゲン合成の補助、肌のうるおい・キメの維持サポート、紫外線暴露後の肌コンディション調整、疲労時の栄養補給
ビタミンCは抗酸化作用を通じて細胞保護に寄与し、コラーゲン合成にも関与します。[15,16] 静脈内の高濃度投与は一時的に血中濃度を高め、短期的な体調や肌感の変化を感じる方がいます。[15,16]
当院では5回程度の施行で効果判定を行っております。
注意点(重要):高用量の静注ではG6PD欠損症で溶血リスクがあるため、疑いがある方は事前検査や慎重な判断が必要です。[17] 腎機能低下や尿路結石の既往、鉄過剰が疑われる場合は原則見合わせます。一部の簡易血糖測定器に干渉し見かけ上の高値を示す場合があります。[15]
肌の保湿・ハリのサポート、ターンオーバーの助け、疲労感や更年期症状の一部緩和、血行改善や冷えの緩和、慢性の肌トラブルに対するケア
プラセンタは胎盤から有効成分を精製した製剤で、必須アミノ酸や各種ビタミン、ミネラルが含まれており、代謝や皮膚のコンディションを補助的に支えます。これらの成分により、うるおい感やハリの実感につながる方もいます。個人差はありますが、施行は週に1〜2回から開始し、2〜4週間ほどで反応を確認するのが一般的です。
当院ではプラセンタ配合のサプリ、コスメも販売しております。定期的な通院が難しい方や注射が苦手な方はサプリで毎日プラセンタ製剤を補助することも可能です。興味のある方はスタッフまでお尋ねください。
当院では8回程度の施行で効果判定を行っております。
注意:注射部位痛、内出血、発疹、かゆみ等が起こる可能性があります。プラセンタ注射を受けた方は献血ができなくなります。妊娠中・授乳中、特定の感染症リスクがある方などは施行を見合わせる場合があります。
日常的な疲労感の回復、肩こりや眼精疲労などの不快感改善、代謝改善による体調管理のサポート
当院の疲労回復点滴は吸収性の高いビタミンB1誘導体(フルスチアミン等)を主成分としております。ビタミンB1はエネルギー代謝に関与し、コンディショニングの一助として用いられます。
ビタミンB1は豚肉や豆類からも摂取可能ですが、水溶性で加熱調理で失われやすく、体内貯蔵も限られるため、不足しやすい栄養素と考えられます。エネルギー効率の低下がだるさの一因となる場面では補給が有用なことがあります。デスクワークや運動後などの肩こり・腰のだるさ、眼精疲労のコンディション調整として、必要に応じてビタミンCやビオチンを加えることも可能です。
疲労回復点滴はビタミンB1を直接体内に投与するため、効率的な補充が可能です。ビタミンB1は水溶性で不要分は尿として排出されますが、感じ方には個人差があります。
当院では、疲労回復点滴を定期的に行うのではなく、疲労蓄積時など必要性があると判断される時に限り行うことを推奨しております。
注意:めまい・発疹・注射部位痛・胃部不快感などが生じることがあります。基礎疾患がある方は事前診察で評価します。
飲酒後の不快症状(頭痛・吐き気・倦怠感等)の軽減、肝臓のサポート、電解質・水分補給
アルコールは代謝の過程でアセトアルデヒドという物質に変化し、処理が追いつかないと不快症状の一因となります。二日酔い解消点滴は、体調立て直しを目的に、ビタミンB1を中心としたビタミン類やグリチルリチン、水分・電解質をバランスよく補充する補助療法です(アセトアルデヒドの分解自体は主にALDHにより行われます)。必要に応じてビタミンCの追加も可能です。
当院では、二日酔い点滴を定期的に行うのではなく、アルコール摂取による体調不良など必要性があると判断される時に限り行うことを推奨しております。
注意:アルコール依存や重篤な肝障害がある方、薬剤併用に注意が必要な方は慎重に判断します。グリチルリチンは長期・高用量で偽アルドステロン症(高血圧・低K血症など)の報告があるため、配合量・期間は個別に調整します。
当院は保険診療を基本としますが、ご要望に応じて自由診療で以下の神経ブロック・低出力レーザーを行うことがあります。
各メニューは補助的医療サービスとしてご案内しており、効果の現れ方には個人差があります。すべての施行は医師の診察・説明・同意のもとで行い、既往歴・服薬・検査結果に応じて実施可否や投与量、試行回数、試行期間を調整します。副作用・リスクは事前に説明しますので、不安な点は診察時にご相談ください。
個人差はありますが、生活習慣の見直しと併用して数週間〜数か月で体重や腹囲の変化を自覚される方がいます。初期は副作用(悪心、胃部不快など)に配慮し、少量から開始し段階的に調整します。[1]
尿路・外陰部感染、脱水、まれにケトアシドーシスに注意します。水分摂取の確保、発熱・食思不振・脱水を来す状況では一時的な休薬を検討します。[4]
3〜6か月程度で太さや抜け毛の変化を自覚される方がいます。主な目的は「抜け毛を防ぐ(進行を抑える)」ことで、増毛の程度は個人差があります。[6]
性機能関連症状や乳房症状がまれに報告されています。PSAが低下するため、前立腺がん検診の解釈には補正や経時評価が必要です。定期診察で必要な確認を行います。[11]
目的や体調により調整しますが、初期は1〜2週に1回、その後は月1回程度のメンテナンスを提案することがあります。効果の感じ方には個人差があるため、経過に応じて見直します。
一部薬剤やサプリで相互作用があるため、受診時に必ずお知らせください。その他の施術(レーザー・注射)との間隔は内容により調整します。
施行前に必ず料金やセット割引、継続プランをご説明し、ご理解と同意を頂いたうえで開始します。説明だけで実際の施行を見送ることも可能です(診察料はかかります)。
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